2001年12月11日は世界経済秩序の転換点だった。米国の各分野でのリーダーシップについて議論した人はおらず、新興の巨人、すなわち13億の人口を擁する中国の台頭に人々の関心が集まった。中国が世界貿易機関(WTO)に加盟したその日から、世界の貿易に革命がもたらされた。
Arcano Partners社のチーフエコノミスト、Ignacio de la Torre氏は、「中国は輸出と国家支援策を土台とする経済モデルによって『世界の工場』の称号を得た。2018年通年の中国の輸出は前年比9.9%増の2兆4874億ドル(約272兆円)で、これは毎秒7万8852ドル(約86万円)の輸出額を意味する。それを超えることができる唯一のものは、全体としての欧州連合(EU)だけかもしれない。個々の国にとってそれは不可能な任務だ」と話している。
王立エルカノ財団アジア太平洋地域首席研究員のMario Esteban氏は、「中国の輸出は付加価値が高くなり、より洗練されている。中国経済はより複雑な経済活動の問題に対処する能力があり、研究開発分野でより大きな進歩を獲得している」と話す。中国は「安かろう悪かろう」の過去と決別し、人工知能(AI)やロボット、5G、電気通信などの未来分野に賭けている。Ignacio de la Torre氏は、「中国は、他の国とは異なる方法で未来に向き合っている」と指摘する。
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December 28, 2019 at 04:00PM
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中国は1秒間に7万8852ドル稼ぐ世界の工場―スペイン紙 (2019年12月28日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース
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