プレミアリーグは、各クラブに対して、毎年、FFP規定に遵守した“正しい”経営情報の提出を義務付けており、UEFAから数年間にわたる水増しを指摘されたシティは、処罰の対象となるのだ。そのため、『Independent』は、「確かな情報源から得た情報」として、勝点の剥奪も考えられるとしている。
また、英大衆紙『Daily Star』は、「最悪の場合、プレミアリーグライセンスの剥奪も考えられる」として、リーグ2(イングランド4部)への降格の可能性を示唆した。
なぜ、一気に4部まで落ちるのか?
プレミアリーグライセンスを剥奪された場合、シティは、チャンピオンシップ(英2部)以下を取り仕切る「England Football League(EFL)」の管轄下に置かれるのだが、EFLは何かしらの処分を受けて、リーグに加盟するクラブを4部に属させるルールを設けており、シティも例外に漏れずにそうなる可能性があるのだ。
現時点では、プレミアリーグからこのような厳罰が下される可能性は限りなく低いが、仮にシティが強制的に4部に降格された場合、世界に衝撃を与えるのはもちろん、イングランド・サッカー界にとって、大打撃となるのは必至だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2020-02-15 07:50:15Z
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