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コロナで苦境の鍼灸マッサージ、有松・鳴海絞マスク収入源に - 中日新聞

絞り生地を使ったマスクを製造する大山さん(右)とパートの女性=名古屋市緑区の福井新聞舗で

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 訪問鍼灸(しんきゅう)マッサージを手掛ける名古屋市緑区の会社「嬉喜嬉喜(うきうき)」が、新型コロナウイルスの感染拡大で減ったパート職員らの収入確保につなげようと、有松・鳴海絞を使ったマスクの製造販売を始めた。今は二人が作業にあたるのみだが、社長の大山雄祐さん(38)は「事業を軌道に乗せ、より多くの雇用確保につなげたい」と意気込む。

 昨年六月に開業した嬉喜嬉喜では、鍼灸師やマッサージ師の資格を持つ視覚障害者三人と、送迎ドライバー六人の計九人をパートで雇用している。一日約三十件の訪問を行ってきたが、新型コロナの影響で現在は半分ほどになった。

 「仕事がない分、パートの収入も減った。何とか雇用や収入を確保したい」。そう考えていた大山さんに、親交のある絞り生地製造卸売業「熊谷」社長の熊谷吉郎さん(40)から、マスクの製造販売を提案された。知人の本紙販売店「福井新聞舗」の福井佳亮さん(39)の協力を得て、同店の空き室で作業を始めたのが四月二十一日のことだ。

 マスクには職人が手作りした「手ぐも絞り」「雪花絞り」「浴衣柄」という三種類の生地を使い、それぞれ三つの大きさを用意。熊谷さんが開設したネットショップで販売し、一枚千四百八十円(税抜き)。すでに七百枚の注文が、県内を中心に北海道や北陸、九州からも来ている。

 熊谷さんは「マスクを販売すれば、絞りの知名度をさらに広げられる」と期待する。大山さんは「注文を増やし、より多くの人が作業できるようにしたい。新型コロナに負けない気持ちでやっていく」と力を込めた。

 マスクの販売サイトは「klamp.shop」で検索。(問)熊谷=052(622)7895(平日午前九時〜午後五時)

 (白名正和)

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