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ハース、収入確定まで当分はアップグレードなし。不透明な現状にシュタイナー代表も慎重 - Motorsport.com 日本

 新型コロナウイルス流行の影響で開幕が遅れていた2020年シーズンのF1は、7月5日決勝のオーストリアGPでスタートすることが決定したが、最終的に何レースが実施されるのか、チームがどのくらい商業権収入を得られるのかなど、未だ不確実な点が多い。

 こうした不透明な状況を受けて、ハースは2020年の収入が確定しない限りはマシンのアップグレードを行なわないことを決定した。

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 6月18日(木)にメディア向けに行なわれたビデオ会議の中で、ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは次のように語った。

「現時点では、予算面やレース面の詳細が分からない限りアップグレードをする予定はない」

「どのくらいの収入を得られるかが分からない中で、資金を投入する訳にはいかない。現時点ではそれをする意味がないと思っている」

「レース数が減少し、さらに無観客でのレースとなると、収入が減ることは明らかだ。だからそれらが明確になるまでは慎重にいくつもりだ」

 マシン開発を行なわないとなると、ハースはライバルに後れを取る可能性がある上に、パーツ開発のための資金があるにも関わらずそれに気付かない、といったこともあり得る。しかしながらシュタイナーは、後になって収入が予測よりも大幅に少ないことに気付く方が、最悪のシチュエーションだと考えている。

「今すぐ決断をする必要がある」とシュタイナーは説明する。

「最悪なのは、今資金を使いすぎて、アップグレードするための資金がなくなっていることだ。そうなるともう救いようがない」

 またハースにとっては昨年の経験が教訓となっている。昨年彼らは初期型のパッケージの方が良いものだったにも関わらず、新パーツに信頼を置きすぎたあまりに正しい方向性から外れてしまった。

「我々はアップグレードについて非常に多くのことを学んだ」

 そうシュタイナーは語った。

「それらのアップグレードは期待していたほどのものではなかった。最近では、初期型のマシンでも多くのことができるようになっているんだ。だから我々としては、アップグレードは必要ないと思っている」

「我々にとって本当に必要なのは、ミスを犯さないことだ。それは間違いないだろう。だからこそ我々は、リスクを冒さない方向に進んだのだ」

「最終戦に参加できない方が最悪だ。(参戦するための)資金がないと、入るポイントも入らないんだ」

「だからまずはどうやって会社を管理するかが大事であり、我々はこのやり方でいいと思っている。この決断には納得しているよ」

 

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