ハノイ市で23日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19):ベトナムへの影響と経済回復の見通し」と題したシンポジウムが開かれた。このシンポジウムは、国連開発計画(UNDP)、国連女性機関(UN Women)、国家社会経済情報予測センター(NCIF)、計画投資省が共催したもの。
シンポジウムで発表された調査報告では、ベトナムの多くの世帯が新型コロナにより甚大な影響を受けたことが明らかになった。この調査は、全国63省・市のうち58省・市の900世帯以上と個人事業主・零細企業・中小企業900以上を対象としている。
ベトナム人世帯への影響について、世帯収入は2020年4月に特に大きく減少し、2019年12月の29.7%相当に留まった。2020年5月の世帯収入は、経済が回復基調に入ったことで2019年12月の51.1%に相当する水準まで回復した。
なお、2019年12月時点では貧困世帯ではなかったものの、新型コロナの影響により貧困世帯となった世帯の割合は、◇2020年4月:47.8%、◇2020年5月:22.1%となっている。
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July 27, 2020 at 04:19AM
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コロナ禍で世帯収入が急減、4月は19年12月のわずか3割に[経済] - VIETJOベトナムニュース
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