新型コロナウイルス感染拡大の影響で、収入が大幅に減少した公益財団法人「日本補助犬協会」(横浜市旭区)が、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを始めた。補助犬5頭の育成費として1370万円を目標にしている。 (加藤寛太)
協会は日本で唯一、盲導犬、介助犬、聴導犬の3種の補助犬を育成している。2002年からこれまでに101頭の補助犬を育て、身体障害がある人々に無償で提供してきた。
補助犬1頭を育成するには274万円の費用が必要で、育成費を含めた協会の運営費の9割は、寄付によって賄われている。
協会は企業、団体に出向いたイベント活動や学校への出前授業などで資金を集めてきたが、感染拡大の影響で実施できなくなった。4〜6月の企業、団体からの寄付は、前年同期の1割にまで減った。
今回、クラウドファンディングで集めた資金で育成するのは、盲導犬候補のロビン、聴導犬候補のマサル、じゅん、メリーと、選定中の1頭の合計5頭。
補助犬は10歳で引退するのが通例で、5頭は現在、すでに補助犬との生活を続けているユーザーに新しいパートナーとして、提供する予定になっている。
訓練士で代表理事の朴善子さん(56)は「ユーザーにとって補助犬は生活の一部。緊急性が高く、本年度中には訓練を終えて、提供したい」と説明。「犬たちの世話は365日、休みはなく、訓練も毎日の積み重ねが重要。活動を止めないためにも応援いただけたら」と訴える。
詳しくは協会のホームページ。問い合わせは=電045(951)9221=協会へ。
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