豪華な遊郭建築、「鬼滅」の聖地に書類送検の料亭 - 産経ニュース

「鬼滅の刃」に登場する遊郭に似ていることから、ファンが訪れるようになった「鯛よし百番」＝大阪市西成区（前川純一郎撮影）

就労資格のないスリランカ人たちを働かせていた疑いで運営会社が書類送検された老舗料亭「鯛よし百番」（大阪市西成区）。約１００年前の遊郭建築を今に伝える豪華な建物で、国の登録有形文化財としても知られる。近年は人気アニメ「鬼滅の刃」の「遊郭編」に登場する建物に似ているとして、一部のファンの間で「聖地」となっていた。

木造２階建の入母屋造（いりもやづくり）で、朱塗りの欄干や軒下につられた無数の赤いちょうちんなどの外観が目を引く。内装も華やかな襖絵や、日光東照宮の陽明門を模したインテリアなど趣向を凝らしている。

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