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日曜劇場『さよならマエストロ』キャスト14人を紹介 西島秀俊を囲む豪華な顔ぶれ - 沖縄タイムス

日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』より(C)TBS

日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』より(C)TBS

2024年1月14日 6:00

 俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜 後9:00)が14日にスタートする。主要キャスト14人の役柄詳細とともに紹介する。

【写真多数】西島秀俊、芦田愛菜、石田ゆり子ら主要キャストを紹介

 本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。

 西島秀俊が演じる、夏目俊平は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。

 芦田愛菜が演じる、夏目響は、市役所に勤務する20歳の女性。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる…。

 宮沢氷魚が演じる、森大輝は、スーパーポジティブなトランペッター。大輝は小学生のころから吹奏楽部で活動し、練習も人一倍熱心。しかし、音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまうため晴見フィルの演奏を台無しにすることも。また、普段は市役所の観光課に勤務していて、響とも職場仲間として次第に関係を深めていく。

 新木優子が演じる、倉科瑠李は、オーケストラの和を乱す魔性のフルート奏者。プロのオーケストラで活躍するフルート奏者だが、恋愛絡みで事件を起こして数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない通称“カルメン”。俊平に出会い、自分にまったく振り向かない彼の心を射止めようと燃える。ある意味、本作で最もアパッシオナートなキャラクターである。

 石田ゆり子が演じる、響の母で画家の志帆は、俊平の才能と人柄に魅了されて、結婚した。結婚後は、画家の夢を捨てて、音楽以外ポンコツな俊平の世話をかいがいしく焼いてきたが、5年前の“ある出来事”をきっかけに娘の響と息子を連れて俊平の元を去った。現在は実家のある晴見市で親子3人で暮らしている。その後、俊平には一切連絡を取っていなかったが、ある目的で、晴見フィルの指揮者として俊平を団長の古谷に推薦した。

 玉山鉄二が演じる、晴見市役所観光課の職員で、晴見フィル団長の古谷悟史は、誠実で人との調和を重んじる心優しきファゴット奏者だ。廃団が決まった晴見フィルをなんとか存続させるため、世界的指揮者である俊平を指揮者に迎えようと奮闘する。また、俊平には言えないある秘密を抱えている。

 津田寛治が演じる、近藤益夫は、晴見フィルのコンサートマスターであるバイオリン奏者で、普段は建設会社の社長。幼い頃からかっこいい指揮者になるのが夢で、晴見フィルの前任指揮者が引退したことでようやく自分の番が来たと心躍っていたが、俊平が現れ敵意を燃やす。クラシックが大好きで語らせると長い。晴見フィルのボス的存在だが、家族からは愛想をつかされている。

 西田敏行が演じる、曲を演奏して歌うことができるカフェ「うたカフェ二朗」の店主・小村二朗は、小村は晴見フィルハーモニーの最古参で、オーケストラで使用されるほとんどの楽器を演奏した経験があるほどの音楽好き。「うたカフェ二朗」は暇を持て余した中高年や晴見フィルの団員たちのたまり場になっていて、小村はいつも客をまとめ上げて昭和歌謡を楽しく歌っている。夏目とも、何か過去に深い縁がありそうで、日本に帰ってきた夏目の良き相談相手にもなっていく。

 満島真之介が演じる、謎の男・鏑木晃一は、夏目の5年前の“ある事件”を知っているようで、ある目的から、晴見フィルハーモニーに近づいていく。鏑木の登場が、晴見フィルに大きな波紋を呼ぶことになる。

 當真あみが演じる、音楽に憧れて晴見フィルハーモニーに近づいてくる高校生の谷崎天音は、音楽経験はゼロだが晴見フィルに入ることになり、クラシックに恋をしてハマっていく。我が道を行く性格で楽天的なところがあり、楽器演奏に関して甘くみているところがある。明るい天然キャラに見えるが、ある秘密を抱えていて…。

 佐藤緋美が演じる、クラシックを諦めたチェリスト・羽野蓮は、幼い頃からクラシックの才能に恵まれ周囲の期待を背負ってきたが、ある事情から音楽をやめ、今は配送の仕事をしている。寡黙でクールな青年だが、俊平と出会い、あることがきっかけで晴見フィルに誘われることになる。

 久間田琳加が演じる、プレッシャーに弱いティンパニ奏者の内村菜々は、晴見フィルの中でも真面目で人一倍練習熱心。しかし、高校時代のトラウマから自信をもって演奏ができない大学生だ。

 大西利空が演じる、俊平の息子・夏目海は、フランス生まれの帰国子女で高校2年生。甘え上手でコミュニケーション能力が高く、5年ぶりに父親と暮らすことを無邪気に喜ぶ。一方で、父と姉・響のギクシャクした関係をさり気なくフォローし、意外と大人な一面もある。

 淵上泰史が演じる、物語の舞台となる晴見市の市長・白石一生は、赤字財政の中、前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物に感じ売却を考えている。音楽はお金にならないものだと断言して俊平と真っ向から対立していく存在だ。

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