<明治安田生命J1:浦和1-1鹿島>◇第16節◇31日◇埼玉
ピッチ外のざわつきを、勝利で鎮めることはできなかった。0-0の後半32分、MF土居のクロスに途中出場のFW伊藤が合わせて先制したが、同43分に浦和FW興梠のヘディング弾で追い付かれ、引き分けに終わった。法大から加入したFW上田のJデビューという明るい話題もあったが、小泉社長に勝利を届けることはできなかった。
選手らは30日の昼頃クラブハウスに集められ、鹿島の庄野社長から親会社が変わることを告げられたという。試合前日の出来事だったが、それによる動揺はなかったといい、FW伊藤は「僕らの成績に準じて(メルカリに)変動はあるだろうし、責任の一端を担っているとは思うけど、僕らはピッチに集中して勝つことだけを考えている」と強調。MF土居、MF三竿らも「どんな状況になってもピッチでプレーするだけ」と話しており、選手たちはあくまで、ピッチの中だけに集中している。
サポーターも同じだ。発表から一夜明けたこの日、アウェー席を埋め尽くしたサポーターは、至って冷静だった。コールリーダーらは「実際にどうなるか分からない状況では何も言えない。変わらなければ(クラブに)何も言う気はない。(メルカリが)現場に口出しするようなことがあれば行動を起こすつもり」と、まずは静観する構え。「サポーターは応援するだけ。そこがブレなきゃいい」との言葉どおり、試合後は選手が見えなくなるまでチャントを歌い続けた。選手もサポーターも、“メルカリ効果”でチームが上向くことだけを祈っている。
2019-07-31 12:21:00Z
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201907310000914.html
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