東京五輪出場権が懸かったトランポリンの世界選手権最終日は1日、五輪会場の東京・有明体操競技場で男女個人の決勝が行われ、女子は森ひかる(金沢学院大ク)が55.860点で優勝し、初の五輪代表入りが決まった。個人で世界選手権の金メダルは男女を通じて日本初。男子で5位の堺亮介(星稜ク)も初の五輪切符を獲得した。
女子の土井畑知里(三菱電機)は2位で銀メダルを獲得し、男子の海野大透(静岡産大ク)は6位。決勝に出場した国・地域は五輪出場枠が一つ与えられ、日本は決勝で最上位の選手が代表になることが決まっていた。
男女でそれぞれ残り一つの五輪出場枠は、来年4月まで行われるワールドカップシリーズなどで争われる。
◇五輪代表選手の横顔
【トランポリン】
▽男子
堺 亮介(さかい・りょうすけ)星稜ク。金沢星稜大4年。五輪初代表。14、15年全国高校選手権個人で2連覇。19年全日本選手権で個人優勝。168センチ、63キロ。22歳。神奈川県出身。
▽女子
森 ひかる(もり・ひかる)金沢学院大ク。金沢学院大2年。五輪初代表。世界選手権は18年女子シンクロナイズド、19年団体で金メダル。18年アジア大会女子個人で銀。159センチ、51キロ。20歳。東京都出身。
(了)
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2019-12-01 09:27:33Z
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