日本の映画が活況だ。2019年の興行収入は2611憶8000万円と、現在の公開形式となって過去最高を記録した。
映画配給大手でつくる日本映画製作者連盟の発表によると、2019年の興行収入は、2611憶8000万円。前年と比べて17%増え、統計が現在の公開形式になった2000年以降で最高になった。入場者数は1億9491万人、利用者1人当たりの平均入場料金は1340円と、いずれも2000年以降で最高を記録した。
興行収入押し上げの要因は、100憶円超えの作品が4作品あったことだ。直近の17年、18年が1作品のみだったのに対し、大きく増えた。
邦画では東宝の「天気の子」(7月公開、140憶6000万円)。国内外で高い評価を受ける新海誠監督の作品で、興行収入では洋画も含め最高となった。
洋画では、「アナと雪の女王2」(11月公開、127憶9000万円)、「アラジン」(6月公開、121憶6000万円)、「トイ・ストーリー4」(7月公開、100憶9000万円)の3作品。洋画の興行収入は「ライオン・キング」(8月公開、66憶7000万円)も合わせ、上位4位をディズニーが独占した。
2019年の興行収入上位5作品
(日本映画製作者連盟調べ)
邦画洋画を合わせた年間の公開本数は、2015年(1136本)から一貫して増加しており、2019年は前年より86本多い1278本。スクリーン数も前年より22多い3583スクリーンだった。
バナー写真:アニメ映画「天気の子」製作報告会見に出席した新海誠監督ら=2019年7月2日、都内(時事)
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February 21, 2020 at 07:03AM
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2019年の映画興行収入 過去最高の2611億円に - Nippon.com
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