中日本高速道路（NEXCO中日本）が9日に発表した2020年3月期の連結決算は、営業利益が前の期比4%減の143億円だった。減益は3年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月に通行料金やサービスエリア（SA）からの収入が減った影響を受けた。前期に計上したSAの改修などに伴う特別損失が減り、純利益は111億円と11%増えた。
高速道路の料金収入は1%減の6897億円、関連事業の収入は2%減の767億円だった。3月に交通量が前年同月比で11%減り、SAやパーキングエリアの売上高が同24%減った点が全体の収益を下押しした。
21年3月期の業績見通しは未定とした。同日会見した松井保幸経営企画部長は「4～5月は交通量が4割減っており、今期業績は厳しくなると認識している」と話した。
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June 09, 2020 at 05:30PM
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中日本高速、営業益4%減 新型コロナで収入減 - 日本経済新聞
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