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2020年02月18日(火)18:34 pm
レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコは、19日(水)からスペインのバルセロナで始まる今年のF1プレシーズンテストを例年以上に楽しみにしているようだ。
マルコももちろんバルセロナへ赴き、レッドブル・ホンダのマシンが開幕戦オーストラリアGP(3月15日決勝)やその後のレースに向けて準備されるところを見守ることになる。
マルコは2020年シーズンに向け、母国オーストリアの『Kurier(クリヤー)』紙に次のように語った。
「メルセデスのハミルトンが有力候補だ。だが、我々は自分たちが最強のチャレンジャーだと考えているよ」
「我々はすでに昨シーズンもよかったが、それはシーズン中盤になってからだった。今年はそうはならないはずだよ」
「我々はすべての弱点克服に努めてきたし、すぐに攻撃をしかけることができるはずだ」
マルコは、2020年型レッドブル・ホンダはデータで見る限りは優れているはずだが、実際にサーキット上でマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンがそれをどう乗りこなすのかをまずは確かめたいと思っていると次のように続けた。
「サーキットでクルマがどうなのかを直接目にしたいんだ。コーナーでどうなのか、ドライバーにとってドライブしやすいのかしにくいのかをね」
マルコはさらに、今年がF1最年少チャンピオン記録更新の最後のチャンスとなるフェルスタッペンはすでにF1タイトルを狙う心構えが整っていると次のように続けている。
「彼の焦燥感も終わりを告げたし、何としてでも勝利するという姿勢でいるよ」
「だが、彼はF1タイトルを狙うためにもう少し外交的にもうまくやる必要があった。いくらかの話し合いが必要だったよ」
そう語ったマルコは、フェルスタッペンが2019年の第18戦メキシコGP予選で最速タイムを刻みながらも黄旗を故意に無視したと発言したことからポールポジションを失うことになった件に言及し、次のように付け加えた。
「メキシコでのようなことはもう二度と起こらないと思うよ」
ともあれ、レッドブルとフェルスタッペンはすでに2023年までの契約延長で合意しており、今年は落ち着いた状況のもとで戦いに専念することができそうだ。
マルコは、フェルスタッペンが自分の“価値”をよく認識しているだけに、契約延長交渉はかなり厳しいものだったと認め、次のように付け加えている。
「我々にとってはそれ(フェルスタッペンとの契約延長)が極めて重要なことだったんだ。今ではチーム全体の士気がさらに高まっているのを感じられるよ。マックスが長期的に我々と一緒にやるということが重要な引き金だったんだ」
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2020-02-18 09:34:00Z
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