
サッカーのイングランド・プレミアリーグで長年、クラブ収入トップの座を維持してきたマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が、今シーズン(2019~20シーズン)に首位から陥落する恐れがある。マネジメントの失敗が相次ぎ、ピッチ上での成績不振が響いている。
年11%落ち込み予想
昨シーズン(18~19シーズン)にマンUは、今季の欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ出場を逃した。過去4シーズンで2回目となる予選敗退を受け、マンUはクラブの年間収入が前シーズン比で11%相当落ち込むとの見通しを示した。つまり、今シーズンはプレミア勢のマンチェスター・シティ、リバプールの後塵(こうじん)を拝し、国際的な監査法人デロイトが1996~97シーズンのサッカークラブの収入ランキングのリポートを開始して以来、初めて首位から陥落する可能性がある。
デロイトのスポーツ・ビジネス・グループのディレクター、アラン・スウィッツァー氏は「プレミアリーグのライバルチームは、ピッチ上での好成績と収入の持続的な成長をもたらす営業基盤を併せ持つ」と説明する。
2018~19シーズンに欧州サッカークラブの収入ランキング上位20チームの合計収入は前シーズンから11%増えた。だが、イングランドで最も名の知られたクラブの一つであるマンUは、そうした増収基調から取り残されている。
デロイトが1月14日に発表した世界のサッカークラブの18~19シーズン収入ランキングのリポートでは、スペイン1部リーグのバルセロナが過去最多の8億4100万ユーロ(約1011億円)で、デロイトの統計開始以来、初めて首位に立った。昨年首位のレアル・マドリードは2位に後退。マンUは3位と、プレミア勢の中ではトップを維持した。
デロイトグループのパートナー(共同経営者)を務めるダン・ジョーンズ氏は、首位のバルセロナについて、物品販売業務やライセンス活動のインハウス化といった運営の変更で収入が伸びており、「市況の変化に適応するクラブの好例」だと説明している。
欧州CL出場を逃す
マンUは、26年指揮を執り、常勝集団の伝説を創ったアレックス・ファーガソン監督が13年に退任して以降、指導者が4回交代。16~17シーズンに就任したジョゼ・モウリーニョ前監督は就任1シーズン目にヨーロッパリーグを制したが、世界最高峰の欧州CLに(今季)出場できないことがクラブ収入に大きな打撃となりそうだ。ポール・ポグバやアレクシス・サンチェスといった高額報酬選手が結果を残せない中、モウリーニョ氏は昨シーズン半ばで(電撃)解任された。
"収入" - Google ニュース
February 09, 2020 at 07:01AM
https://ift.tt/2tCUrQS
マンU、収入首位陥落の危機 サッカー・プレミアリーグ、成績不振や経営に問題 - SankeiBiz
"収入" - Google ニュース
https://ift.tt/37yh6Mq
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "マンU、収入首位陥落の危機 サッカー・プレミアリーグ、成績不振や経営に問題 - SankeiBiz"
Post a Comment