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稼ぐ経営者が「服の季節感」にこだわる理由 - ZUU online

こんにちは!
日本で唯一の経営者専門スーツ仕立て屋イルサルトの末廣徳司です。

先日の東京は雪が降り、また真冬に逆戻りのような寒さになりましたね。朝晩はまだ寒いですが本格的な春の訪れを感じる気候になってきました。

春を感じさせる暖かい日もあれば、冬に逆戻りしたかのように肌寒い日もあるこの時期。三寒四温を繰り返しながら季節が変わっていきます。分厚い冬物のスーツやコートだと季節感がないため、春物の薄いコートに衣替えすることをすすめします。

冬物コートをクリーニングに出す際に気を付けるポイント

冬物のコートは雨風に直接あたりごみや埃がついているので、しまう前にクリーニングに出しましょう。

その際に気を付けたいのが破れや汚れ。補修が必要な場合先に補修してからクリーニングに出しましょう。そうする事で来年も美しい状態ですぐに着用することができます!

汚れがある場合はクリーニング屋さんに汚れ箇所を伝えます。汚れ箇所を
事前に伝えておくことでより効果的に汚れを落としてもらう事ができます。この2つを意識するだけで服の状態は変わってくるぜひ実践してみてくださいね。

春夏物と秋冬物の服の違いは生地の厚み

でも、そもそも「春夏物と秋冬物の違いが何かよく分からない」。そう思われる方も多いかと思いますが、春夏物と秋冬物の1番の違いは生地の厚みです。 

服の役割は体温調節

「服を着る」という行為の最も基本的な役割は「暑いときは身体を少しでも涼しく、寒いときは身体を少しでも暖かく」という体温調整です。このことから春夏物の生地は秋冬物に比べ軽くて薄いという特徴があります

衣替えは日本独自の風習

一般的には、春夏物を着るのは3~9月頃、秋冬物を着るのは10~2月頃と考えてもらえ間違いありません。多くの方は年に2回のタイミングで衣替えをするわけですが、 私達日本人が当たり前の様にしているこの衣替えが日本特有の風習である事をご存知でしょうか?実は私も知りませんでした。

春になれば春物を着る、夏になれば夏物を着る、秋になれば秋物を着る冬になれば冬物を着る。この衣替えは平安時代から始まった風習とされています。季節の変化を食べるものだけではなく、着るものでも愛でる事により更に季節の変化を楽しむ、四季のある日本だからこそ生まれた風習なのです。

日本人にとって白は神聖な色、装いに色々な意味を込める

日本人ははるか昔から衣に魂を込めてきた民族。自決する時にわざわざ真っ白な着物に着替えるのは日本人だけでした。日本人にとって白は非常に神聖なもの、身に纏うだけで集中力が増し精神統一出来て、神聖な気分になる。

その名残が残っているのが弓道、柔道などの日本古来からあるスポーツです。そのためこういったスポーツをする時の衣装は必ず白と決まっているのです。

ただ単に暑さ寒さをしのぐ為にはではなく、何者かになりきる、季節感を愛でる、精神性を高めるといった意味を装いに込める。こうしたDNAが私たち日本人には脈々とその精神が受け継がれていることをぜひ知っていただきたいと思うのです。

街を行くビジネスマンを見ていると、季節に関係なく1年中同じような素材感のスーツを着る人もいます。春夏に秋冬用生地のスーツを着ると非常に暑苦しく、秋冬に春夏用生地のスーツを着ると非常に寒々しくみえてしまいます。それだけではなく無粋で野暮ったい印象を与えてしまうものなのです。

そして経営者としては致命的なマイナスイメージ、変化や時代を読めていない人というレッテルを貼られてしまうのです。これは季節に応じた装いだけではなく、服に無頓着で明らかに今の時代と合っていない装いの場合に同様のことが起こります。

経営者は季節感に敏感になって損はなし!色々な変化に気がつけるようになる

経営者はトレンドの服に身を固める必要はありません。特に日本の場合はぼろは着ていても「心は錦、男は中身で勝負だ」のように、見た目だけを整えている人を中身のない人と判断する人も少なくはありません。

しかし、あまりに古臭い恰好をしている場合は時代の変化を読めない頑固者としか見られることはありません。トレンドはとにかく取り入れるのではなく、トレンドを上手く利用することが経営者には求められるのです。

そしてこのトレンド以上に大切なのが今回のテーマの季節感なのです。経営者はこの季節感に敏感になった方が良いのです。なぜなら、まずは気分が変わるから。

生地も分厚く色も濃い目の冬物から、生地が薄く色も明るい春物に変えるだけでまた頑張ろう!と気分を新たにすることが出来るのです。気分が新たになると今まで気付かなかった事にも気づくようになります。人々の装いの変化、咲いている花、空の色、まわりの景色。自分自身に敏感になると色々な変化にも敏感になり今まで注意しなかった所にも意識できるようになるのです。

敏感であることは経営者にとってすごく大切なこと。お客さまの変化、数字の変化、世の中の変化など様々な物事が変化していく世の中で、変化にいち早く気づき早め早めに手を打つことが重要です。問題は小さいうちに潰しておく、そうすることで大難が中難に、中難が小難に、小難が無難に結果的に大問題にはなることがないのです。

その為には自分自身に敏感であること。使う言葉、食事、体型、生活習慣、装いこうした事に気を配り自分自身に敏感であることで、色々な変化に対しても敏感になれるのです。

春は春らしい装いで季節を楽しむとともに自分自身に敏感でいましょう。(提供:THE OWNER

文・末廣徳司(株式会社イルサルト代表取締役)

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April 17, 2020 at 09:00AM
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