【サンパウロ=外山尚之】中南米で1日、アプリを通じた宅配サービスの配送ドライバーによる大規模なストライキがあった。新型コロナウイルスの感染拡大で料理の宅配や買い物代行の需要は急増しているが、対価が十分でないと訴えた。
ストはブラジルやメキシコ、アルゼンチンなど国をまたいで一斉に実行された。宅配サービスの事業者に対し、手数料の引き上げや保険料の負担、傷病手当金などを求めた。消費者にはSNS(交流サイト)を通じ、スト期間中はサービスを利用しないよう求めた。中南米最大都市のサンパウロでは、約5千人のドライバーが集まり裁判所などを訪れた。
中南米ではラッピ(コロンビア)や米ウーバーテクノロジーズ、中国の滴滴出行などが宅配サービスを手掛けている。これら大手3社はいずれもソフトバンクグループ(SBG)がファンドを通じて出資している。
中南米では新型コロナの感染拡大が続き、自宅からアプリを使い食事や買い物を依頼できるサービスの需要が急増している。一方、失業して配送ドライバーに応募する人も増え、1人あたりの収入が減ったという声も出ていた。
宅配サービスの手数料を巡っては、世界中で事業者への圧力が強まっている。米サンフランシスコやシアトルなどの各市はコロナ危機の期間中は手数料の上限を15%とする条例を制定。シンガポールでは飲食店が手数料引き下げを求めて政府に支援を求めている。
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July 02, 2020 at 04:23AM
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新型コロナ:中南米の宅配サービスで運転手スト 収入増要求 - 日本経済新聞
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