京都の夏を彩る祇園祭の山や鉾の一つ、月鉾の保存会で、鉾を飾る懸装品などを年間通して定期的に見ることができる展示が5日から始まりました。
鉾頭の三日月型の装飾で知られる月鉾では、祇園祭が行われる7月に、毎年、懸装品などを公開していましたが、観光客からは祇園祭の季節以外でも見たいという希望が出ていたということです。
このため、ことしから京都市下京区の月鉾の会所で、毎月第2、第4の土曜日と日曜日に展示を行うことになり、初日の5日は、関係者20人あまりが集まって神事が行われました。
会所には、鉾の周囲にかけられる17世紀のインドで作られた花柄の赤い絨毯、それにおよそ190年前に作られた真ちゅう製の亀や貝殻の繊細な装飾などが展示され、貴重な品々を間近で見ることができます。
入場料は500円で、鉾の保存などに活用することにしています。
月鉾保存会の斎藤政宏理事長は「祇園祭では、こうした展示がこれまでありませんでした。月鉾の装飾は豪華なものなので皆さんにゆっくり見てもらいたいです」と話していました。
一方で、祇園祭の「山鉾巡行」は、ことし3年ぶりに行われるものの新型コロナの感染対策で時間を短縮して行うことになっていて、展示も来月と再来月は見合わせるということです。
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