シェフの豪華な演出でお正月を彩る、レストランおせち３選 - 大手小町

人知れず頑張っているあなたへ。すてきなレストランやワンランク上の手土産など。最高の“おいしいごほうび”情報をお届けします。

お正月のおせち料理を考える時期がやってきました。今年はレストランの洋風おせちの人気が高いそうです。名店のシェフが腕によりをかけ、豪華な演出が光るおせち。今回は、そんな「ごほうび感」がうれしいおせち３品をご紹介します。

ワインと合わせたい１人前オードブルおせち

滋賀県栗東市にある「Orpo（オルポ）」は、「身体が喜ぶ食事を」をコンセプトにしたフレンチレストラン。シェフの高橋雄一さんは、滋賀や大阪、京都のフランス料理店などを経て、２０１９年に独立しました。地元の生産者とともに地域に愛される店づくりを目指し、契約農家の野菜やジビエ、熟成肉を使用。素材を生かした調理を得意としています。同店の人気メニューは地元の近江牛やパテ。自然派ワインを出していることから、ワインやウイスキーに合う料理も名物となっています。

Orpoのおすすめは、ワインに合う人気のオードブルが１人分になったおせち。箱の中には、１３品目の手の込んだ料理が少しずつ詰め込まれ、見ているだけで心ときめきます。「近江牛のローストビーフ」と「合鴨あいがものパストラミ」、「鹿とクルミのテリーヌ」や「海老えびと野菜のテリーヌカラスミ」など、地元産の和牛やジビエが惜しげもなく使われています。デザートはガトーオペラとガトーフロマージュで、手ぬかりなし。シャンパンや赤ワインでおせちを食べたい人にぴったりです。

希少な石見和牛を味わえるイタリアンおせち

年間約２００頭しか出荷されない幻の黒毛和牛と言われる「石見和牛」。「食」に特化した町おこしに取り組む島根県邑南町おおなんちょうで育てられているブランド牛です。邑南町は島根県の山間やまあいにあり、標高の高い場所に位置しているため、豊かな自然に囲まれた農畜産業が盛んな町です。「里山イタリアン AJIKURA」は、石見和牛をはじめ、地元の食材を使った料理が特徴です。今回紹介するのは、地元の高級食材や農薬不使用の野菜を使用した豪華な「イタリアン生おせち」。

おせちの主役は「石見和牛のローストビーフ」。素材の良さはもちろん、丁寧に火入れしてあるので、軟らかな食感と、かめばかむほど口の中に広がるうまみが特徴です。また、テリーヌに使用されている「石見ポーク」も、国内では６％しか飼育されていない「ケンボロー豚」という希少な幻の豚で、濃厚で深い味わいは、お酒との相性が抜群です。その他、チョウザメやチーズといった、食の町・邑南町ならではの “入手困難な幻の食材”がたっぷり楽しめるぜいたくなおせち。新年の華やかな食卓を彩ってくれます。

日本の風土から創造するイノベーティブフレンチ

神戸市に店舗を構える「ITO wabi sabi（イトワビサビ）」は１日６組限定のフレンチレストラン。三つ星レストランで腕を磨いたシェフが作るのは、フレンチをベースにした「イノベーティブフュージョン料理」。この特別なフレンチが１段重のおせちになりました。地元で厳選した食材を仕入れ、シェフのオリジナリティーあふれる１５品が木箱に詰まっています。中でも注目なのは、ジビエを使ったテリーヌ。兵庫県神崎郡から鹿や猪いのししを仕入れ、香り高いテリーヌに仕上げました。

日本の風土から生まれる食材と向き合い、フランスの地方料理のエッセンスを取り入れながら、一品一品丁寧に仕上げられています。オーセンティックな「フォアグラのテリーヌ」や「鴨ロース」、ブルゴーニュ風の牛肉煮込み「ブッフブルギニョン」など、フレンチ王道の味から、近海で取れた「鮑あわびの燻製くんせい」など、自然の恵みをダイナミックに楽しめます。新年の始まりを個性豊かなフレンチおせちで迎えてはいかがでしょうか。

【紹介した商品】※すべて税込み　販売期間１２月２５日まで
■Orpo「Orpoのオードブルおせち　１段　全１３品（１人前）」（９７２０円）
■里山イタリアンAJIKURA「石見和牛生おせち豪華洋風１段重全１３品」（２万１６００円）
■ITO wabi sabi（イトワビサビ）「日本の風土から創造するイノベーティブフレンチ Ito wabi sabi の洋風おせち木箱入１段重　全１５種」（１万７２８０円）