１日目午前のおやつは、昭和レトロな新名物「熱海プリン」と豪華 ... - 読売新聞オンライン

　第４７期棋聖戦七番勝負第６局は１日目午前のおやつの時間を迎えました。注文は一力遼棋聖が「熱海プリン」とアイスティー、芝野名人が「シフォンケーキ」とアイスココアです。

　熱海プリンは、一力棋聖が前日のインタビューで「楽しみにしている」と話していた熱海の新名物。熱海の街並みを意識した、昭和レトロを感じさせる瓶とかわいらしいカバのマーク、そして一つ一つ丁寧に手作りで蒸しあげたことで実現した濃厚な味わいが特徴です。午前中はおやつを注文することが珍しい一力棋聖ですが、ちょうど芝野名人の手番だったこともあり、ぺろりと平らげました。

　シフォンケーキは、熱海後楽園ホテルの新館にあるレストラン「HARBOR’S W」で注文できるメニュー。ふわふわのシフォンケーキに抹茶パウダー、新鮮なフルーツを載せたボリューミーな一品。店舗ではアイスクリームが添えられているが、今回は対局中で解ける可能性があることから、代わりに生クリームを使用したそうです。

　検討室では記録の辻華二段が熱海プリンを試食してくださいました。「濃厚でおいしい。カラメルソースが別についていて、自分で調整できるのもうれしいです」と話してくれた辻二段。記録をとっている最中に目の前で熱海プリンを食べていた一力棋聖にならい、「最初からカラメルをたらしていただきました」と笑顔で話してくれました。

　対局の方は１日目午前中からテンポ良く手が進み、芝野名人が右上でカタツキ（△）を打ったとき、一力棋聖が左下で黒３７のキリを入れ、競り合いが始まりました。

熱海プリンを辻華二段が試食！

棋聖戦第6局初日午前の #一力遼 #棋聖のおやつ( #熱海プリン)を、記録係の #辻華二段に試食していただきました。https://t.co/bFYkbHW1WN pic.twitter.com/1Rk1w5uQxp
— 読売棋聖戦【公式】 (@yomiuri_kisei) March 9, 2023