第76回カンヌ国際映画祭が16日夜(日本時間17日未明)、フランス南部のカンヌで開幕した。21作が参加するコンペティション部門には是枝裕和、ケン・ローチ、ビム・ベンダース、ナンニ・モレッティ、ヌリ・ビルゲ・ジェイランと、過去に最高賞パルムドールを取った監督が5人並び、ほかにもアキ・カウリスマキ、マルコ・ベロッキオ、ウェス・アンダーソン、トッド・ヘインズら豪華な顔ぶれがそろった。
是枝監督は、ソン・ガンホに男優賞をもたらした昨年の「ベイビー・ブローカー」から2年連続7回目のコンペ。最新作「怪物」(6月2日日本公開)は郊外の町を舞台に、シングルマザーとその息子と担任教師のもつれる関係を、異なる視点から重層的に描く。脚本は「花束みたいな恋をした」などの坂元裕二、音楽は3月に亡くなった坂本龍一。2018年の「万引き家族」に続く2度目の栄冠なるか。
ベンダース監督が日本に招かれ東京で撮った「パーフェクト・デイズ」(日本公開未定)は、役所広司演じる公衆トイレ清掃員が主人公。平穏な日常をいとおしむ顔に、謎めいた過去の影が差す。出ずっぱりで熱演する役所は男優賞候補となりそうだ。
審査員長は昨年「逆転のトラ…
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