日産「スカイライン」は、現行モデルが登場してから10年が経とうとしていますが、登場から現在に至るまでさまざまなインテリアを用意していました。
上質志向のスカイラインは「オシャレ内装」も用意
日産のミディアムセダン「スカイライン」は同社のラインナップ中唯一のセダン車ですが、登場から10年が経過しようとしています。
ロングセラーモデルということで幾度となくマイナーチェンジが行なわれており、直近の改良では内外装のカラーバリエーションに変更が加えられています。
初代スカイラインは1957年に登場。高級セダンでありながら、スポーティな味付けのエンジンや足回り、ハンドリングの良好なFRを採用しつづけ、スポーツセダンの代名詞的な存在のクルマです。
13代目となる現行スカイライン(V37型)は2013年11月に発表。幾度かの改良を経て現在もラインナップされているものの、日産が国内販売しているセダンとしては唯一のモデルとなっています。
躍動感のあるボディや後輪駆動レイアウトなどの特徴は引き継ぎつつも、上質感を高めたインテリアや先進運転支援システムを搭載するなど、伝統あるプレミアムセダンとしての価値を高めています。
現行型は2019年7月にビッグマイナーチェンジが行われたモデルで、スカイライン史上最強となる405馬力を発揮する高出力タイプの「400R」と、304馬力の標準タイプという2種類の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。
直近ではさらに2022年9月にも改良を行い、通称「第2世代GT-R」とも呼ばれる「スカイラインGT-R(BCNR33・BNR34形)」に設定されていたミッドナイトパープルが追加。
角度や光の当たり方で紫や深緑に見える、いわゆる「マジョーラカラー(日本ペイントの商品名)」とも呼ばれる玉虫色のボディカラーです。
インテリアも、シートに加えドアパネルやセンターコンソールまでがブラウン色となり、シックな装いとプレミアムな雰囲気を演出する「ブラウンインテリアパッケージ」をオプションで用意するなど、新たな組み合わせも可能になっています。
これにより、ハイパフォーマンスモデル「400R」ではブラウン、ホワイト、ブラックの3タイプが選択でき、いずれも前後シートの側面部にはキルティング加工が施され、ダッシュボードも色付きのステッチが施されるなど、豪華なインテリアを用意しています。
また、これまでにベージュ内装やウッドパネル付きのラグジュアリーなグレードも一時期設定するなど、インテリア単体では上質志向のクルマを目指していることがうかがえます。
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日産ではフラッグシップセダンの「シーマ」が2022年8月に生産終了。FR方式でスポーティな側面を持つ純ガソリンエンジン搭載のセダンとしてはライバル不在な状態であり、今や貴重なモデルになりつつあります。
他メーカーでも、FRミディアムセダンという共通項を持ち最大のライバルとなっていたトヨタ「マークX」が2019年12月に生産を終了したほか、さらに2023年12月には「カムリ」の生産終了もアナウンスするなど、セダン車のラインナップ縮小が加速しています。
そんなスカイラインも登場から10年が経過し、国産車では長くても7年程度でフルモデルチェンジのサイクルを迎えることを考えると、そろそろ次期型へモデルチェンジしても良い頃合いです。
一方、2022年の改良ではハイブリッド車と先進運転機能「プロパイロット2.0」搭載車が消滅するなど、販売を継続しているとはいえ規模は縮小しつつあります。
60年以上も続き、日産を代表する存在のスカイラインが今後も継承されるのか、多くのファンが注目しています。
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