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ドラァグクイーンが集結した豪華イベントをレポート 東京エディション虎ノ門がプライド月間を祝福 - VOGUE JAPAN

イベントにはトモ コイズミTOMO KOIZUMI)のデザイナーの小泉智貴をはじめ、ユニクロが広告に初めて起用したトランスジェンダーモデルのKEISHANや、期待の若手俳優でモデル、アーティストとしても注目を浴びつつある緒形りょうなど、豪華な顔ぶれがそろった。

デザイナーの小泉は、「プライドマンスをここで祝えたことがとても嬉しい。日常のワンシーンのように、親しい友人と有意義な時間を過ごすことができました。もしセクシャリティに悩んでいる人がいたら、個性のひとつとして強みに変えてほしい。やがてそれが自信に繋がってくるはず」と、セクシュアリティに悩む人たちにエールを送った。

一方、世界各国でLGBTQIA+を称するイベントが行われるなか、日本での認知についてモデルのKEISHANは「ファッション界では、ランウェイにトランスジェンダーのモデルが起用されるなど進んでいるほうですが、実際は世の中にどれだけ伝わっているのか……。日本は海外に比べると遅れているのを感じます。私は長野県出身で、地元にいた頃はセクシュアリティで悩んだ時期もありました。だからこそモデルとして、すべての人たちが心から楽しく生きられるよう、勇気を与えられる存在になっていければ」。と自身の思いを語ってくれた。

俳優でモデル、アーティストの緒形りょう。

また期待のホープ、緒形りょうは「日本でもこういったイベントがもっと増え、認知していくことで、セクシュアルマイノリティに悩んでいる人たちはもちろん、若い人たちがもっと個性を出していける世の中になってほしい」と多様性の理解を深めた。

さまざまなマイノリティの在り方を尊重しあうきっかけに

同日、ゴールド バー アット エディションで開催された「PRIDE Night」で楽しむゲストたち。

その後も会場には多くのゲストが祝福に訪れ、盛り上がりをみせたところでイベントは後半へ続き、1階のゴールド バー アット エディション(Gold Bar at EDITION)へ移動。ここでは「PRIDE Night」が開催され、31階のロビーとは異なる重厚感溢れる洗練された空間でDJたちのプレイに肩を揺らしながら音楽に聴き入ったり、会話を楽しんだり、ドラァグクイーンたちと煌びやかな一夜を楽しんでいた。プライド月間のためのカクテル「Spilling Tea」とイベントの収益の一部は、認定NPO法人「ReBit」への寄付にあてられる。

LGBTQIA+だけでなくさまざまなマイノリティの在り方を尊重しあうこと、それはセクシュアリティに悩む人たちだけでなく、すべての人たちにとって明るい未来へと繋がる一歩に。ジェンダーに左右されない平等環境づくり、多様な社会の実現に向けて楽しく理解を深めあうことを同イベントを通してアピールし、コミュニティとしての役割を果たした。そこから共有されるポジティブな希望は、私たち一人ひとりが他者に対して常に思いやりを持ち尊重することで「自分らしく生きられる社会」を構築し、当たり前の権利を得ることに繋っていくのかもしれない。

Text: Megumi Otake Editor: Maki Hashida

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