片岡愛之助(51)主演の舞台「西遊記」が来年1月、東京・明治座で上演される。人気テレビドラマ西遊記シリーズ(1978~80年)を制作、放送した日本テレビの開局70年の記念舞台。愛之助の孫悟空のほか、三蔵法師に小池徹平(37)、牛魔王に松平健(69)、その妻の鉄扇公主に中山美穂(53)など豪華な俳優陣が集まり、大型アクションスペクタクルを繰り広げる。 (林朋実)
◆豪華キャスト集結
広く知られた中国の古典が原作。ありがたいお経を手に入れるため天竺(てんじく)を目指す三蔵法師と、そのお供となった悟空、猪八戒(ちょはっかい)(戸次重幸)、沙悟浄(さごじょう)(加藤和樹)、玉竜(ぎょくりゅう)(村井良大)の一行は、この世の楽園と言われる是空国(ぜくうこく)で、国王の牛魔王たちから盛大な歓待を受ける。そこから摩訶(まか)不思議な物語が展開していき…。映像技術や特殊効果を駆使した、歌ありダンスあり立ち廻(まわ)りありのエンターテインメント作品だ。
脚本のマキノノゾミ(64)は「グローバルでおおらかな原作のテイストは残して、誰が見ても面白い作品になるよう意識した」と語る。
愛之助はドラマの放送当時小学生で、堺正章演じる悟空のしぐさをまねして遊んでいたという。「悟空をつとめさせてもらえるなんて、夢にも思っていなかった。光栄です」。乱暴者の面も心優しい面も見せつつ、のびのびと天真らんまんな「令和版」の悟空をつくりたいと意気込む。
西遊記が今回、舞台作品になることを「客席と空気を共有できる喜びは舞台ならでは」と歓迎する愛之助。舞台上では、最新技術による演出と生身の人間のパフォーマンスが重なり合う。「遊園地に来たようなワクワクを体感してほしい。(45年前の)ドラマを知る人も、知らない人も、幅広い年代の方が楽しめる作品です」
演出は堤幸彦(67)。今年11月から年末年始にかけては大阪、福岡、名古屋で上演し、札幌で上映会もある。明治座での公演は2024年1月6~28日(12、22日休演)。S席1万5千円など。明治座チケットセンター=(電)03・3666・6666。
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