岩手県の第三セクター、三陸鉄道(同県宮古市)は22日、4月の運賃収入が2777万円と前年同月比60.2%減になったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、特に団体客などが落ち込んだため。中村一郎社長は「団体客の秋口の予約が増えているが、夏祭りなどの中止による需要の落ち込み分までは補えず、今期のV字回復は厳しい」との見通しを示した。
運賃収入のうち、定期券は34.5%減の2102万円で、切符は80%減の636万円だった。沿線に短大など学校が多い釜石―宮古間で定期の利用減が目立っており、少子化に加えてコロナ禍による学校休校の影響も出ているとみられる。
また、団体客のキャンセルは4月だけで128件発生し、4~10月の減収分は4000万円に上る見通しだ。政府の「Go To キャンペーン」を見据えて秋口の団体予約が増え始めているが、中村社長は「今は旅行会社が仮おさえしている段階」と慎重にみる。
同社はこの日、盛岡市内で株主総会と取締役会を開き、20年3月期の単独決算の最終損益が1億5122万円の黒字となったことも報告。19年秋の台風19号で一時約7割の区間が不通になるなど大きな被害を受けたものの、県の補助金を特別利益に計上するなどして4期ぶりの黒字となった。
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June 22, 2020 at 05:04PM
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新型コロナ:三陸鉄道、4月運賃収入が6割減に コロナ禍で - 日本経済新聞
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