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4000万円で超豪華「ホテルライクな暮らし」を実現した30代夫婦 ... - ORICON NEWS

中2階にあるみのたけさん宅のリビング。どの部屋ともつながった経由地となる位置に配している。

中2階にあるみのたけさん宅のリビング。どの部屋ともつながった経由地となる位置に配している。

洗練されたホテルライクな暮らしをInstagramで公開している北海道在住のみのたけさん。10万人が支持するアカウント“みのたけほーむ(@minotake_home)”には、「素敵すぎてうっとり」「憧れしかない」などのコメントが並び、羨望の眼差しが向けられている。そんなみのたけさん、実は「3年前まで物であふれ返った寒い賃貸でズボラ生活を送っていた」「決して裕福ではなく年収も平均程度の自営業」と明かす。普通のご夫婦がハイグレードマイホームを手に入れた秘密、特徴的な間取りのご自宅の全貌、おしゃれすぎる非日常空間の住み心地を聞いた。

計4000万円以上の予算削減を実現!? 驚きのコストダウン術とは

 30代のご夫婦と息子さん、3人家族で暮らすみのたけさんご一家。3年前、北海道に建てた50坪4LDKのご自宅は、超高層タワマンはたまた高級レジデンスを思わせるハイグレード仕様で“攻めたポイント”が満載だ。

・他の部屋と階層を分けた「スキップリビング」
・高級感ある「バイオエタノール暖炉」
・リビングを見下ろす「ステージキッチン」
・カフェ空間を生むダイニング「ヌック」

  • 右手奥がキッチン。階段4段分、高くなったステージ式。

    右手奥がキッチン。階段4段分、高くなったステージ式。(写真/本人提供)

  • キッチン全体。右手カウンターからリビングが見渡せる。

    キッチン全体。右手カウンターからリビングが見渡せる。(写真/本人提供)

 入居から3年、特徴的な間取りは賛否両論あるとしつつも、「自分がやりたいなと思う間取りを積極的に取り入れたおかげで満足度の高い家になった」と話すみのたけさん。どれも安価ではできない施工だが、50坪(165平米)のご自宅は約4000万円。「決して裕福ではない平均的な世帯年収でも手が届く価格だった」という。

 “普通の家庭”と話すみのたけさんご夫婦が超豪華マイホームを実現できたのは、まずは「地方優良工務店で建てたこと」がポイントだそう。

「私たちはオリジナルデザインにこだわり、造作が多かったり、施工例がないようなことをお願いしていたので大手に頼んでいたらほぼ倍になっていたと思います。地元の工務店さんに見積前に提示し、特徴的なデザインでも“追加オプション”扱いにさせないことで価格を大きく抑えることができました」

 こだわりの間取りを優先し土地代を安く抑えたことも大きかった。

  • ダイニングの「ヌック」。近年人気の「ヌック」は「小ぢんまりとして居心地の良い空間」のこと。廊下や階段下に設けて「書斎」や「子ども部屋」にするケースも。(写真/本人提供)

    自宅でカフェ気分を味わえるダイニングの「ヌック」。窓の景色もインテリアに。(写真/本人提供)

  • 煤や煙を排出しないエコな暖炉、バイオエタノール暖炉。(写真/本人提供)

    煤や煙を排出しないエコな暖炉、バイオエタノール暖炉。Instagram((@minotake_home)より

  • 玄関ホールは約7帖。

    入った瞬間に圧倒される玄関ホール。広さは約7帖。(写真/本人提供)

  • 玄関の左手にはシューズクロークと手洗い

    玄関の左手にあるバックヤード(シュークローゼット)。手洗い場や土間ロッカーなどがある多機能スペース。(写真/本人提供)

「北海道でも珍しいと思いますが、未開拓のまだ木が沢山生えているような土地を選んで購入しました。ご近所の方は別荘として使われている方も多いですね。車がないと不便だったり、子どもの送迎など負担はかかりますが、土地代を抑えることで家にその分予算を回せました」

 以外とかさむ外構費も節約した。建築時にお願いしたのは玄関前の目隠し用のコンクリート壁と、カーポートのみ。それ以外は、自分たちで少しずつDIYし、楽しみながら家を成長させているという。

「身の丈にあった予算で、身の丈に合わないオシャレな家を建てて、オシャレな生活をしたい!という思いで家を建てたので、減額する方法や内装に関することなどとにかく情報を集め工夫しました。少し建築をかじっていたので、自分で書いた図面や立面図なども提出しましたね(笑)」

 みのたけさんが実践したコストダウン術は主に下記の8つ。

・地方優良工務店で建てた(約4000万。大手HMなら倍だった可能性もあるとのこと)
・未開拓の土地を選んだ
・外構費を抑えた
・オープンハウスした(200万円減額)
・家の形を凸凹ではなく、長方形にした(約200万円減額)
・要望を全部先に伝えた(追加オプションカット効果)
・設備メーカーを統一した(約15万円減額)
・トイレ、レンジフード、コンロを施主支給した(約30万円減額)

住処の環境を良くすることで、向上心が芽生えるように

 以前は「寒い賃貸で毛布にくるまりながらInstagramでおしゃれな家を見て羨ましがっていた」というみのたけさん。転機は近所に出た売り物件だった。

「それをみて、そろそろマイホームを考えてもいいよねと、住宅雑誌を見始めたのが始まりです。その流れでかっこいいモデルハウスを見学したら、意欲が高まってしまったんですよね(笑)。本当は子どもが進学するタイミングでと思っていたんですが、やりたい事があるとすぐ行動するタイプなので、勢いで購入してしまいました」

 生活感のないホテルライクな暮らしを目指したのは自己成長のため。

「今までの生活感満載の家から抜け出して理想の暮らしがしたかったんです。『まずは形から!』ということで、身の丈にあった家ではなく、背伸びした、非日常的な空間を目指しました。身の丈という言葉は、『今の自分に合う』というイメージがありますが、私たちは、あえて背伸びして、それが習慣になれば『身の丈を成長させられる』と思っています。アカウント“みのたけほーむ”の由来にもなっています」

 人気の「ホテルライク」暮らしは「生活感がなく落ち着かない」「維持できない」などとも言われるが、「全くそんなことはない」と話す。

「私たちも以前は、そういうイメージがあったんですよね。でも、実際に暮らしてみたら、その真逆だったんです!かっこいい空間は居心地が良く、ストレスも減りました。ホテルライクの中に生活感が出る物があると目立つので、どれを片付けたらいいのかわかりやすいことが判明したんです」

新居で生活してから長く“ズボラ族”だったご夫婦の意識が変化し、片付けがスムーズなった。それだけでなく、さらに様々なものが好転したという。

「一番大きいのは、ポジティブになったことでしょうか。家庭環境という言葉をよく耳にしますが、年齢は関係ないと感じました。自分の生活に大きく関わる住処の環境を良くすることで、気持ちが前向きになり、向上心が芽生えるようになりました。息子も以前はいろんなことに無関心だったんですが、様々な事に目を向けるようになり、勉強も含め積極的に取り組むようになりました」

 ご夫婦それぞれのお気に入りの場所は「洗面所(夫たけおさん)」と「和室(妻たけこさん)」だ。

「洗面所は家の中でも生活感が出やすい場所だと思いますが、そこを生活感が出ないように工夫し、落ち着きのある空間にしました。1日の疲れを癒す場所が整っていると、日々のストレスや疲れ度合いもかなり違う気がします。和室は広さこそ無いのですが、そこを逆手にとって、茶室や旅館をイメージさせるようなデザインで、私たちらしい空間を作れたと満足しています」

 最後に、ホテルライクな暮らしを維持する秘訣を教えてくれた。

「安売りや限定品などを見て、一時の欲しい!という気持ちに左右されず、本当に欲しいかどうか考えたり、自分の家に合うものなのかどうか考えるようにしています。もう一つは定期的な断捨離です。1回で終わらせるのではなく小規模を何度も繰り返すのが我が家流。今までは捨てられなかったものも、時間が経つと手放すことができることがわかったんです。定期的な断捨離は、自分が成長しているかどうかの確認にも繋がっています」

【みのたけさん宅DATA】
▼北海道/3人家族(30代ご夫婦、息子)/50坪
4LDK
・キッチン7.5帖
・ダイニングヌック4帖
・リビング10帖
・主寝室4.5帖
・和室5畳
・子ども部屋5帖
・書斎7帖
SSSS
・ランドリールーム3.8帖
・洗面所4帖
・パントリー2.5帖
・ファミクロ4帖
・ストレージルーム6帖×2
▼Instagram
minotake_home

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