Search

豪華な顔ぶれで落語と聞き比べ なみはや講談フェス - 日本海新聞

大阪ニュース

2022年7月27日

 上方講談中興の祖・三代目旭堂南陵の芸風を愚直に受け継ぐ一門として活動する「なみはや講談協会」(旭堂南鱗会長)の2回目となる「なみはや講談フェスティバル」が8月15日から9月11日までの5日間を選び、神戸新開地・喜楽館で昼夜2回興行計10公演を行う。

第2回なみはや講談フェスティバルを開くなみはや講談協会のメンバーら。前列中央が南鱗会長、後列左がたま=大阪市天王寺区の天照寺

 このほど行われた記者会見では制作協力に入った落語家の笑福亭たまが同席。10席の開口一番はすべて最若手で今年23歳の一海が担当。南鱗会長が5席をはじめ、南北、南華、南海、南湖、鱗林で4人ずつの講談を上演。加えて毎回2人の落語を組み込んで、昭和では当たり前だった“落語と講談の聞き比べ”も趣向の一つ。上方落語協会の仁智会長をはじめ福笑、雀三郎、鶴笑などの大御所と、たまをはじめとする米輝や二葉、喬介などの人気若手も出演する豪華な顔ぶれになっている。

 南鱗会長は「昨年末の前回は計60席の講談を掛けたが、一つもかぶらなかった。我が協会の底力を見せたと思います」と自信の笑み。ネットとの融合も進めており、南湖チャンネルでさまざまな講談テクニックを紹介するのをはじめ、今回は全公演のオンライン有料配信も実現させた。

 たまは「われわれの世代以降は、寄席で講談と共演したことのない年齢。お盆の8月15、16日の夜席に限り怪談特集で演目すべてを先に公表していますが、9月公演ではトリ以外は即興で演目を決める。傾向がダブらないように、各自が香盤表を見てネタを考える訳で、落語側も大変勉強になる」と期待している。

大阪ニュース

Adblock test (Why?)



from "豪華な" - Google ニュース https://ift.tt/L3ZFx5T
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

0 Response to "豪華な顔ぶれで落語と聞き比べ なみはや講談フェス - 日本海新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.